昨夜、５日の　午前１時頃　　帰宅途中

交通事故現場に　遭遇した





精神的に、　強い、　弱い　という事とは

また　別の次元の事　だと思うのだが


告白すれば


私は

ブログにも書いた　春先の　交通自損事故以来



スピードを出して　オートバイに乗る人や、

急ブレーキの音、


救急車の　サイレンを　聞いたり

前の車に　急ブレーキを　掛けられたりする度に



出血した　下腹部が

シクシクする様な　不快感を　覚え


事故の衝撃、　下腹部の痛みが　　” 蘇る ”　という


奇異な　感覚から　抜け出せずにいた



「　脳の中　」　の　事だと思うのだが


「　臆病になった　」　とは


認めたくない　気持ちからか


その感覚は、　事故の　後遺症の様なもので

トラウマなどと　俗に言われる事だろう　と

解釈しつつも


いつまで　この感覚が　続くのか？

という　疑念と不安を　持ち続けていた



しかし　　昨夜


先日　ブログでも　写真を載せた

トラストタワー前の　交差点


東二番町通り　片側４車線を


消防車３台、救急車４台で塞ぐ

大きな事故現場に　遭遇した時


何も　感じないまま　　平常の感覚でいられた



事故の　当事者には　申し訳ないが


私は、　事故現場に　車を停め


下腹部に　違和感を　覚えずに

直視、正視、出来ることで


「　事故の感覚が、過去のモノと成った　」


と、開放感　に近いものを感じ、気持ちが高まった


遠巻きに見ている　野次馬の列から　私は飛び出し

事故車の　間近まで歩み寄る


失礼だが、　今の私には必要な確認行為なのだ、と


事故車や、救急車、の周りをうろつき、写真まで撮った



事故当事者への同情も　全く起きず

自分の　事故当時の　記憶や感覚も　よみがえらず


冷たい、身勝手な人間と言われても　仕方ないが


私は、　　歓喜していた



白衣を着た　医者が

スローモーションで　　私の　カルテに

”　全快　”　という印を　ドーンと　押している



しばらくすると

アドレナリンも　静まって来たものか


事故や、周りの状況が　見えてきた


事故車の１台が　タクシーなだけに

路上駐車している　野次馬の車は

私の軽以外　全て　タクシーで

異なる会社のドライバー同士が　各々お喋りしている



事故車は　１５ｍ以上の　距離を置き

２台とも北上車線上　逆さ向きに　停車している


前部が　大破している乗用車と、

助手席側側面を中心に　破損しているタクシーから


乗用車が　右折中タクシーの横っ腹に　衝突したのであろう


両方の距離と　向き、位置から

かなりのスピードで衝突し　スピンして止まった事が伺え


どちらかが　無理をしたか、

又は、よそ見、不注意運転に　依るものか


夜中なので、子供や老人は　乗っていなかったと願いたい



私は、小学校低学年の時に

よく遊んでいた　２つ違いの　従姉妹を

交通事故で　亡くしている




過労による居眠り運転、自損事故、入院


私以外の人を　事故に巻き込まなかった偶然は

御天道様の　力であろうか



深夜の　無理な運転をし　事故を起こした私から

慚愧させてもらえれば



私たちは、自己の筋力以上　力の有る　鉄の塊を

生身の歩行者も　居る路上、


能力、性格の違う　複数の人間が

入り交じりながら　ハイスピードで　コントロールしている



無理は　しないこと、法規、ルールを守ること


心掛けたい



老若男女　差別するではないが

幼い子供を　交通事故で失った叔父夫婦を　知る故


この度の事故で、

子供が　痛い思いをしていない事を願いたい


多少迷いはしたが、あえて他人の事故写真を載せるは

衝撃や怪我などを想像し、安全運転自覚の助と成れば故也